韓国のカカオモビリティが、ロボット配送のためのプラットフォームを構築し、これを活用して自社のカフェで飲料配送サービスを展開する。社員が注文アプリで飲み物を注文すれば、配送ロボットが届けてくれる仕組みだ。
配達はLG電子のロボットクロイ(CLOi)が担う。カカオモビリティは昨年6月、LG電子とモビリティ分野の技術について業務提携し、自動運転ロボット配送サービスの計画を進めていた。
カカオモビリティが開発したロボットプラットフォームはさまざまな注文をロボットが理解できる形で規格化した。需要と供給のマッチングを最適化し、各ロボットが多様な形態の注文を処理できるように支援した。
今後、ロボットプラットフォームに高精度地図の製作技術を付加し、自動的に更新できる仕組みを作る。その上で、郵便物配送・F&B(フード&ベーカリー)配送・手荷物配送などのサービスと結合できるオープン型ロボットプラットフォームの構築も計画している。
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