ソウル・江南(カンナム)の予備校街で、高校生に麻薬成分の入った飲料を配って飲ませていた事件に絡み、警察当局は麻薬製造を指示した疑いが持たれている人物の行方を追っている。出入国記録を確認した結果、この人物は中国などに逃亡した可能性があり、中国の公安当局に捜査協力を要請する方針だ。
ソウル警察庁麻薬犯罪捜査隊は予備校街で配られた麻薬飲料の瓶が中国から取り寄せられていたことを確認した。また麻薬飲料を飲んだ生徒の保護者らにかかってきた脅迫電話の発信地は「中国」だったという。
グループは保護者に500万ウォン(約50万円)を要求したとされるが、現時点では被害はなさそうだ。
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