2024 年 12月 24日 (火)
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チャットGPT超えたい…156言語対応、韓国スタートアップの超個人化チャットボット

(c)NEWSIS

生成AI(人工知能)を活用した言語モデルサービスの中で、最も早く世界トップ5内に入ることが目標だ――韓国のAI検索プラットフォームスタートアップ「ライナー(LINER)」のキム・ジヌ代表はこのほど、超個人化対話型検索チャットボット「ライナーチャット(LINER Chat)」発売のニュースとともに、こうした抱負を語った。

ライナーチャットは、同社が先月発売したAI検索機能「ライナーAI」を発展させた対話型検索サービス。156の言語をカバーし、どの言語で入力しても自動的に認識して回答を生成する。

ライナーチャットは、大規模言語モデル(LLM)とキュレーションを通じて収集・探索したコンテンツをもとに、個々人に最適化された対話型検索経験を提供する。推薦アルゴリズムが把握したユーザー別の関心事に沿って質問に答えるため、「ハルシネーション(AIの幻覚)」問題を改善し、意図にかなった結果を得ることができる。

テーマ別のチャットボットラインナップも構築し、グーグルクロームやネイバー、ライナーモバイルアプリで使用できるようにした。

ライナー関係者は「156の言語のうち、20は高いレベルでのサービスを提供できる。これは、英語圏を基盤にする米オープンAIの対話型AI『チャットGPT』、韓国語が中心となるネイバーの超巨大AI『ハイパークローバー』の限界を超えられることを意味する」と強調している。

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