韓国MBCテレビのスポーツプラスのアナウンサー、キム・ソンシン氏が最近、左側サイドミラー(日本での右側サイドミラーに相当)を壊した状態で走り続けたことが発覚、「交通違反だ」との指摘が相次ぎ、キム・ソンシン氏は3日、ソーシャルメディアで謝罪した。
本人の説明によると、車を運転中、「バン」という音がしたため確認すると、駐車場の柱に左側サイドミラーが当たり、破損していた。だが、キム・ソンシン氏はそのまま車を走らせ、車内の写真を公開しながら「左サイドミラーはこんな大切なものだったんだ。命がけで道路を走る」と記した。
この投稿に対し、一部で「道路交通法第48条の安全運転義務条項の不履行ではないか」との指摘が相次いだ。同法48条1項には「すべての運転者は車のステアリング装置と制動装置、その他の装置を正確に操作しなければならない」と規定しているためだ。
警察は、サイドミラーなしで走行すれば「その他の装置を正確に操作しなければならない」という規定に違反したとみなし、反則金4万ウォン(約4000円)を賦課する。
騒ぎになるとキム・ソンシン氏は投稿を削除した。だが、ネットユーザーが国民申聞鼓(国民の意見を聞くオンライン投書箱)に道路交通法違反で通報したという事実をインターネットコミュニティに公開し、騒動がさらに広がった。
キム・ソンシン氏は3日、ソーシャルメディアで「物議をかもしたことを心よりお詫び申し上げます。道路上の安全について無知で未熟でした。これから慎重に考え、成熟した行動をいたします」と伝えている。
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