米国から韓国・仁川(インチョン)国際空港を経由してモンゴルに向かっていた60代のモンゴル人男性客の手荷物から実弾100発が発見された。警察は実弾を押収したうえ、男性客を出国措置とした。
実弾が見つかったのは先月15日。22口径で、2つの箱に50発ずつ分けて入れられていた。仁川空港でX線検査にかけた際、男性の手荷物に不審な点があり、保安検査員が荷物を開いたところ、実弾が入っていた。
男性は「モンゴルで射撃を練習するため、スポーツ用にワシントンで購入した」と供述したという。警察当局は実弾を押収したうえで男性を出国させた。警察関係者は「男性は韓国に入国しておらず、所持許可を受ける必要がない。事実上、立件は不可能だった」と話している。
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