2024 年 12月 23日 (月)
ホームエンターテインメント「突然失神」を演技、119番の末「てんかん」診断…韓流スター、兵役逃れの手口

「突然失神」を演技、119番の末「てんかん」診断…韓流スター、兵役逃れの手口

ラビ(写真=GROOVL1N提供)(c)NEWSIS

兵役を回避した疑いが持たれている韓国の男性グループ「VIXX(ヴィックス)」メンバーでラッパーのラビ(RAVI)について、所属事務所関係者とブローカーが兵役逃れを試みた際の具体的なやり取りが明らかになった。韓国紙・東亜(トンア)日報がこのほど、起訴状を引用して報じた。

それによると、ラビ所属事務所の共同代表は2021年3月ごろ、ラビに代わってブローカーと成功報酬5000万ウォン(約500万円)相当の契約を結び、「虚偽てんかんによる延期シナリオ」を伝えられた。

ラビはこのシナリオを参考にし、突然失神したかのように演技して119番に虚偽の通報をしたりした。その結果、てんかんとの診断が記された兵務用診断書を発給された。さらに、「異常がない」という医師にはラビ側が抗議し、てんかんの薬の処方を受けたという。

こうした経緯を聞いたブローカーは、共同代表に携帯メールで「グッド。軍隊免除だ」と送ったという。ラビは「社会服務要員」(兵役の代わりに公共機関などで働く)となる4級補充役判定を受けた。

やはりラビと同様に、ラッパーのナフラ(Nafla)もブローカーの助言によって精神疾患が悪化したように見せかけ、結局、社会服務要員として服務することになった。ただナフラをめぐっては、社会服務要員としての役割さえ回避していたとされる。 東亜日報によると、公務員らの出勤簿を捏造したり公務員を脅したりしたこともあったという。

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