2024 年 12月 24日 (火)
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ペットとしてのアヒル、知られざる魅力…韓国で動画が大人気

ユーチューブチャンネル「トシオリ(City Duck)」はペットのアヒル「チーズ」と「ソルギ」の日常を見せる(写真=トシオリチャンネル映像キャプチャー)(c)NEWSIS

韓国統計庁の調査によると、韓国で現在、600万世帯以上がペットを飼っている。ただ、鳥を飼う人は少なく、せいぜいオウムがほとんどだ。そんななか、アヒルの魅力を説くユーチューバーが現れ、約30万人のフォロワーを獲得している。その名を「トシオリ」(韓国語で「都市アヒル」)という。

チャンネルの主人公は雄「チーズ」と雌「ソルギ」。どちらも体重600~800グラムと小柄で、「ピザ生地」「小麦粉生地」「蒸しパン」などのニックネームで呼ばれる。チーズは2021年にファッション画報で取り上げられたこともある。

チーズとソルギが見せる飼い主との交流はペット犬と変わらない。退屈なら追いかけていたずらをし、怖い時は主人の胸の中に首を突っ込んだりもする。特に終始左右に揺れるしっぽや、主人を歓迎してくちばしを素早くこする動きが目立つ。

アヒルは知能が非常に高いことが知られている。飼い主に従順、寂しがり屋で、常に友達が必要だ。

トシオリは「昔からアヒルの人形と一緒に旅行に行くほどアヒルが好きだった。2020年ごろ、夢に描いたペットのアヒルであるチーズを迎えることになった」と明かしている。その翌年、チーズの妹としてソルギがやって来たという。

チーズとソルギの幸せそうな姿を見て「アヒルを飼ってみたい」という人も増えた。

だが、十分な準備もなく飼うのは禁物だそうだ。

トシオリは、ペットとしてのアヒルの短所として▽排便訓練ができず、1日40~50回ほど、どこででも排便する▽鳴き声による騒音が深刻▽家のあちこちに抜けた羽毛が散らばる▽入浴を頻繁にさせないと悪臭が発生する――を挙げた。また「アヒルは子犬、猫より室内で飼いにくい。可愛いからといって、下手に養子縁組しないほうがいい」ともアドバイスしている。

(c)NEWSIS

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