韓国のある女性が結婚式を開いた際、招待していない新婦の大学同期の女性が、新婦の元カレを連れて参加し、しかも祝儀袋におもちゃの紙幣を入れて渡した。2人は食事を済ませて帰っていった――新婦が最近、オンラインコミュニティでこの出来事を投稿したところ、「詐欺罪で告訴すべきだ」というアドバイスが書き込まれ、新婦がその手続きを進めている。
同期女性が結婚式に連れてきたのは、新婦が5年前に3週間だけ交際して別れた男性だそうだ。新婦は結婚式の前、元カレに確認したところ「行かない」と話していたが、同期女性から強く誘われて出席することになったという。
新婦が一部始終を投稿で記したうえ、詐欺罪で2人を告訴する構えを示した。すると、同期女性からメッセージが送られ、次のように記されていたという。
「私だけ招待状が送られなかった。(あなたは)他の方とはしょっちゅう会い、メッセージも返すのに、私の書いたものは読みもしない。そんな姿が悔しかった。あなたに復讐しようと愚かな気持ちを抱いてしまい、あんな行動を取った」
「一瞬カッとなって、あんな行動に出たが、今回のような投稿が出るとは思わなかった。このことを、私の彼氏も周りに人たちも知り、非難されて初めて、私が取った行動がどれほど深刻なことなのかわかった」
女性は謝罪したうえで「詐欺罪で告訴すると聞いた。それも謙虚に受け入れる。でも、怒りを静めて取り下げてもらえるなら、そうしてほしい」と伝えながら、電子マネーで「祝儀と食事代」として10万ウォンを送金した。
ただ新婦はそのお金の受け取りを拒否したうえで「告訴を取り下げるつもりもない」「成人なら自分の行動に対する責任を負うべきだ」と強硬姿勢を続けている。
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