韓国では騒音をめぐって隣人とトラブルになる例が少なくない。ただ最近、オンラインコミュニティで、これまでとはやや傾向が異なる「壁間騒音」が指摘され、多様な反応を引き起こしている。
投稿したのは、2カ月前にソウルに住み始めた29歳女性。「お金を節約しようと40万ウォン(約4万円)のワンルームにしました。私の部屋は隣の部屋のトイレと接している構造でした……。想像もできませんでした。私の不覚」
「普通の人の音は『パン』『ブウン』ぐらいでしょう。でも隣の男性の方は『プアアアアア!!!プアアアアア!!!アア!!!(本当に音が大きい)』という感じです。家でゆっくり休んでいると、ラッパのような音が聞こえてきて、その都度、緊張状態になり、ストレスが高まります」
もちろん彼のせいではない。安い部屋を借りた私の過ち。違約金を払って70万ウォン(約7万円)の防音のしっかりしたワンルームを探すか、それとも10カ月間我慢すべきか――こう打ち明けた。
この投稿に対し、ネットユーザーから書き込みが相次いだ。
「私もガスをたくさん出し、その音が大きい時もある。でも自分の家じゃないか。気楽に休める空間なのに、家でさえ我慢すべきなのか。その音が聞きたくなければ、防音の良い場所に引っ越せば良い」
「相手の音が聞こえてきたら、その瞬間に大声で笑えばどうか。相手も自分の音が聞こえて笑われていると考えれば、少しは調節するのでは」
「私は、隣に聞こえるような大声で電話をかけるふりをしたことがある。隣人の声が聞こえるぐらい壁が薄い、と認識できれば、相手も自分の音がどれだけ生々しく聞こえているのか悟るだろう」
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