韓国では、結婚生活に終止符を打った男女の間で、配偶者だった人物に対する認識に大きな差があるようだ。
女性の場合、元夫の男性がごく普通の女性に出会ったとしても、幸せな結婚生活を送ることは難しいだろう――と否定的に評価する。
男性の場合、元妻の女性が、その人にふさわしい男性に出会えば、きっと幸せに暮らせるだろう――と肯定的に考える割合が高い。
韓国の結婚情報会社「ビエナレ(Bien Aller)」と再婚専門の「オンリーユー(Only You)」が、再婚を希望している男女各258人にアンケートを実施した結果、このような傾向が浮き彫りになった。
アンケートでは「元配偶者の生活態度などから見て、彼(彼女)と幸せな結婚生活を営む異性はどれくらいいると思うか?」と質問した。
女性の43.8%が「ごく少数の特別な女性を除けば、元夫が幸せに暮らすことは難しいだろう」と回答した。さらに「いかなる女性とも幸せに暮らすのは難しいだろう」も18.2%に上った。
一方、男性の27.5%が「ごく少数の特別な男性を除けば、元妻が幸せに暮らすことは難しいだろう」、13.2%が「いかなる男性とも幸せに暮らすのは難しいだろう」と、それぞれ回答した。
「元配偶者との結婚生活が大変だった最も大きな理由」を尋ねる質問でも男女間の意見の差は大きかった。女性は「相手に問題」が34.1%で最も多く、「夫婦仲の問題」26.4%▽「配偶者家族の問題」19.3%が続いた。男性は▽「夫婦仲の問題」33.3%▽「本人に問題」(25.2%)▽「相手に問題」(22.1%)――だった。
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