韓国空軍部隊所属のT-50高等練習機1機が今月6日、光州で訓練中にエンジンが切れる事故を起こし、非常着陸していたことが確認された。軍関係者への取材で明らかになった。
関係者によると、この練習機は模擬エンジン停止訓練中に一時的にエンジンが停止した。操縦士は機体を安全に緊急着陸させ、乗員や装備の被害はなかった。
空軍はメーカーなどと合同で調査し「エンジンに問題はない」という結論を下し、9日からT-50の飛行を再開した。
韓国航空宇宙産業(KAI)と米ロッキード・マーティンが共同開発したT-50は韓国で初めて開発された超音速高等練習機だ。2005年から空軍に納品され、インドネシアとタイに輸出された。
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