韓国で問題視されているカルト宗教「キリスト教福音宣教会(JMS)」とのかかわりが指摘されている俳優カン・ジソプが12日、自身がかつてここに通っていたことを認めたうえで「当初抱いていた信仰観とは距離があり、異質なものだと感じて脱会した」と釈明した。自身のインスタグラムで明らかにした。
JMSはチョン・ミョンソク(鄭明析)総裁の性的暴行疑惑などにより韓国国内で批判を浴びている団体。過去にカン・ジソプは2012年3月16日、ツイッターに「今日は私の人生におけるメンターである先生の誕生日です、おめでとうございます、先生」と投稿している。チョン総裁の誕生日が3月16日であることから、この投稿の「先生」がチョン総裁ではないかと問題視されていた。
今回のインスタグラムでカン・ジソプは「大変な時期に、本当に純粋な気持ちで祈りたくて通ったところであり、一般的な教会だと思っていた」との認識を示しつつ、「こうした醜悪なことがあったことを認知する前に出た」と強調している。
所属事務所はnews1の取材に「カン・ジソプに確認した結果、(宗教活動が)異常に思え、4~5年前ごろに脱会した。今はまったく関係がないと聞いている」と明らかにしている。
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