韓国の歌手ナム・テヒョン(29)が走行中のタクシーを傷つけたうえ飲酒状態で車を運転したとして、ソウル江南(カンナム)警察署はこのほど、ナム・テヒョンを道路交通法違反(飲酒運転)の疑いで摘発した。
ナムは8日午前3時20分ごろ、ソウル市江南区新沙洞(シンサドン)の路地で、周囲を確認しないまま駐車中の自身の車のドアを開き、それをすぐ横を走行していたタクシーにぶつけた疑い。タクシーの右側サイドミラーが破損した。その後、自身の車を20メートルほど運転したという。
駆け付けた警察がナムの呼気を調べたところ、免許取り消しの基準を超えるアルコールが検出されたという。ナムは警察に「代行運転手を待っていた」と供述しているという。
警察は近くナムに出頭を要請し、事情を聴く。
ナム氏は2014年グループ「WINNER」のメンバーとしてデビューした。2016年11月に脱退し、バンドを結成して活動中。2019年に歌手チャン・ジェインとの熱愛が報じられたが、他の女性との二股疑惑が暴露され非難を浴びた。また、昨年8月には麻薬服用疑惑が浮上し、警察が内偵に着手したこともある。
(c)MONEYTODAY