2024 年 12月 22日 (日)
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韓国のロト宝くじ、1カ所の売り場から2等103枚で騒然

ロト第1057回ロト2等当選者が103人出たソウル東大門区の宝くじ売り場(c)MONEYTODAY

「ロト第1回の時からずっと売ってました。20年以上になりますが、一度にこんなに多くの当選者が出たのは初めてのことです」

先週、第1057回ロト2等の当選者が103人出たソウル市東大門区のある宝くじ売り場。6日(月曜日)、記者が訪ねた時、70代と見られる店主夫妻が5坪余りの店を営んでいた。

この売り場は小規模なスーパーマーケットで、飲み物や菓子類、タバコなどを売っているが、主な売り上げは宝くじのようだ。店の入り口にはすでに「1057回ロト宝くじ2等103人同時当選」というプラカードがかかっていた。

夫は「朝『当選者が100人以上出た』と電話がかかってきた。これまでは当選者はあまり出なかったが、今回はなぜこんなに多く出たのかわからない。1万ウォン、2万ウォンずつ買う人も多く、10万ウォン以上は買えないので8万~9万ウォンずつ買う人もかなりいる」と話す。

この店を訪れた客はロト当選についての話で持ちきりだった。普段は宝くじを買う人が少ない月曜日の昼の時間帯だったにもかかわらず、売り場にはロトを買おうとする人が7人並んでいた。

お客のパクさんも気になるのは同じだった。パクさんは宝くじを買って、店主に「1人で全部買ったのか」と尋ねた。パクさんは「本当にミステリーだ。当選番号を操作したのではないと思うが、もし当選番号を事前に知っていたなら、あちこちの売り場に行って同じ番号を何枚も買ったのではなかろうか」と推測した。

一方、先週のロト抽選で2等当選者が計664人も出たため操作疑惑が浮上している。今回、1カ所の宝くじ売り場で2等当選者が103人出たのは極めて異例だ。

韓国政府は、操作の可能性はないという立場だ。企画財政省宝くじ委員会は「2等が多数当選したが、当選番号6個を手動で選ぶ方式で、番号の組み合わせが偶然そうなった結果だ。ロトの操作は不可能」と明らかにした。

(c)MONEYTODAY

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