韓国でガス代と電気代が高騰した状況で、物価が安定する気配がなく、庶民の負担が大きくなっている。
食品業界は売り上げ上昇にも収益性が落ちる状況が繰り返され、値上げ基調を続けている。原材料価格と物流費、人件費など生産費用が高くなり、消費者価格の引き上げなしには難しい状況だというのが業界の衆論だ。
CJ第一製糖はコチュジャンと調味料10種の出荷価格を3月11日から平均8.4%引き上げる。コンビニでの「ヘチャンドゥル太陽酢ゴールドコチュジャン」(500g)は9900ウォン(1ウォン=約0.1円)から1万400ウォンに、「CJ牛肉タシダ」「名品ゴールド」(100グラム)は4300ウォンから4800ウォンに値上がりする。
ミネラルウォーターの価格も引き上げられる。プルムウォン泉水は、プルムウォン泉水とプルムウォン泉水ウォータールーチン製品の出荷価格を3月1日から5%ずつ引き上げる。昨年12月、ロッテ七星(チルソン)飲料が「アイシス8.0」出荷価格を8.4%引き上げ、済州三多水も今年、出庫価格を平均9.8%ずつ引き上げた。
アイスクリームや菓子などおやつ類の出荷価格引き上げ分も、3月1日からコンビニ価格に反映される予定だ。
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