韓国国税庁はこのほど、高価な不動産・スーパーカーを購入してぜいたくな生活を営みながら脱税した疑いがある芸能人・ユーチューバーらに対する税務調査に着手した。国税庁のオ・ホソン調査局長は9日、明らかにした。
国税庁によると、今回の税務調査対象は次の84人だ。
▽1人プロダクションを設立して所得を隠す芸能人やスポーツ選手、ゲーマー、ウェブトゥーン作家ら人的サービス事業者18人
▽広告・物品販売収入を申告漏れするユーチューバー、インフルエンサーらSNSによる高収益者(SNS-RICH)26人
▽オンライン事業所得を申告漏れしたプラットフォーム事業者・オンライン投資情報サービス業者19人
▽地域社会への影響力を基に不公正取引後脱税する地域事業者21人
このなかには、家族名義の1人プロダクションを設立して収入を分散し、架空の人件費を計上する芸能人のほか、海外から受け取った賞金を申告しなかったゲーマー、法人設立後に個人保有の著作権を無償移転して所得を分散したウェブトゥーン作家らが含まれているという。
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