韓国で今年もブランド品の新年の値上げが相次いでいる。平均20%引き上げたところもある。値上げが予想されるブランドの場合、前もって購入しようとする需要者が殺到し、待ち時間が2時間を超える現象が起こっている。
今月7日に結婚指輪で有名なフランスの高級ジュエリーブランド「ブシェロン」が平均7~8%値上げした。一部の指輪は10%以上値上がりしているという。新婚夫婦が最も好むキャトルリングの場合、クラシック(ダイヤモンド、18K、937万ウォン)は1000万ウォン(1ウォン=約0.1円)を超えるものと予想される。
婚約指輪として好まれるブランドに挙げられる「ブルガリ」も昨年9月の引き上げから5カ月後の今月、主要製品の価格を4~7%引き上げた。代表製品である「ビー・ゼロワンリング(3バンド)」の価格は370万ウォンから384万ウォンに上がった。
ブランド品の値上げ時期は通常1月に集中する。先月1日、ロレックスが一部製品の価格を平均2~6%引き上げ、ジャガー・ルクルトも平均20%価格を引き上げた。エルメスは先月4日、最大10%値上げし、ショパールも16日、平均8%値上げした。ルイ・ヴィトンの場合、最近日本、フランスなどで価格が上昇し、近く国内価格が引き上げられるという。この他、フェンディも今月中に値上げが予想される。
婚約記念品としても好まれているブランドの価格が相次いで上がるものと予想され、急いでブランド店を訪れる人が増え続けている。インターネットコミュニティなどでは、値上げ前に急いで購入したというレビューが相次いでいる。最近、板橋(パンギョ)現代百貨店でブシュロンネックレスを購入した顧客は待ち時間だけで2時間30分かかったという。
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