韓国オンラインファッションストア「ムシンサ(MUSINSA)」の年間売上額が、国内百貨店業界1、2位の新世界(シンセゲ)百貨店江南(カンナム)店とロッテ百貨店蚕室(チャムシル)店を上回ったことがわかった。
ムシンサの昨年の年間売上額は3兆ウォン(1ウォン=約0.1円)台を記録したものと推算される。ムシンサはファッションを専門とする「バーティカルプラットフォーム」で売上額の90%がファッションが占める。
ムシンサの売上額は、2022年単一の売場としては売り上げ1、2位の新世界百貨店江南店(2兆8399億ウォン)、ロッテ百貨店蚕室店(2兆5982億ウォン)より大きい。
百貨店の年間売り上げには飲食物(F&B)をはじめ、単価の高い家電製品、生活用品、雑貨などが含まれている。ファッションだけを見れば、ムシンサの売上額が百貨店の売り上げよりはるかに大きいわけだ。
産業通商資源省が最近発表した「主要流通業者売り上げ動向」によると、2022年の年間百貨店3社の商品群別売り上げでスーツ、カジュアル、スポーツ、ブランド品などファッション部門の割合は約64%だ。
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