韓国の旧正月連休(1月21~24日)の間、国内宿舎の需要が減った半面、海外は昨年比で40倍以上増えたことが、宿泊予約サイト「ヤノルジャ」「インターパーク」の「2023旧正月連休余暇トレンド」でわかった。
それによると、韓国国内の宿舎利用件数は前年の旧正月連休比で29%減少する一方、海外宿舎の予約率は40~57%急増。新型コロナウイルス禍が落ち着き、海外旅行が爆発的に成長したことを示した。
韓国の地域別宿舎予約率は京畿道(キョンギド)が23%、ソウル19%、釜山(プサン)9%、仁川(インチョン)7%、江原道(カンウォンド)6%の順で首都圏が上位を占めた。海外は日本が人気で、宿舎は大阪(25%)、東京(16%)、福岡(12%)の順だった。国際線航空も大阪(32%)、福岡(24%)、成田(21%)など日本の主要都市が過半数を占めた。
レジャータイプ別ではスキー、スノーボードの人気に支えられ、エクストリームスポーツ(45%)が圧倒的な1位。テーマパーク(29%)、スパ・ウオーターパーク(12%)が続き、公演・展示カテゴリー(10%)が圏内に入った。
ヤノルジャの関係者は「国内では短い連休の影響で首都圏予約が集中した。レジャーでは公演・展示などが新たに順位に上がった点が特徴」と分析した。
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