韓国の著名料理研究家でキムチ製造「ハンソン食品」代表、キム・スンジャ氏らが、腐った白菜などでキムチを作って販売したとして、ソウル西部地検食薬部は1月27日、キム・スンジャ代表と子会社「ヒョウォン」の副社長ら8人を食品衛生法違反の疑いで起訴した。
キム・スンジャ被告らは2019年から昨年2月にかけ、変色した白菜とカビが生えた大根で、健康を害する恐れがあるキムチ約24万キログラムを製造した疑い。
韓国政府の国民権益委員会に昨年2月、関連情報が寄せられ、食品医薬品安全処の捜査を経て、同年10月に送検されていた。キムチ製造現場で撮影された映像には、作業者らが傷んだ材料を手入れしながら「ああ汚い」「“腐った匂いがする”と言ったら“大丈夫だ”と言われた」などと話す様子がとらえられている。
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