ソウル市議会の与党「国民の力」教育委員会委員がこのほど、市教育庁に「婚姻中でなければ性関係はダメ」という内容を含む条例を検討するよう求めたことが波紋を呼んでいる。
野党「共に民主党」のチョン・ビョンジュ市議によると、「国民の力」側が市教育庁に検討を任せた「学校構成員の性・生命倫理規範条例案」の中に「性関係は婚姻関係においてのみ、なされなければならない」という内容が含まれた。
条例は▽学生や教職員、保護者が性・生命倫理を尊重して学校文化をつくる▽学生が精神的・身体的健康を追求し、自律的人格を形成・発展させる――ことに寄与するのが目的という。
チョン氏は「一般常識のラインを外れた内容であり、衝撃的だ」と批判したうえ「市民目線に合った条例を発議する必要性があるという点を認識してほしい」と求めた。
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