2024 年 12月 31日 (火)
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今年前半、米韓演習11日間休まずに実施

米韓合同演習乙支フリーダムシールド(c)news1

米韓両軍は今年上半期の合同演習を、1・2部の区分なしに歴代最長の11日間連続で実施することにした。また、両国は今年2月には北朝鮮の核使用を想定した図上演習(TTX)方式の合同演習を実施し、米韓適合型抑制戦略(TDS)を年内に改正するなど、北朝鮮の核・ミサイル脅威に対する「拡張抑制」能力を高めていく計画だ。

イ・ジョンソプ(李鍾燮)国防相は今月11日、大統領府迎賓館で「堅固な国防、科学技術の強軍建設で力による平和実現」をテーマに開かれたユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領に対する年頭業務報告を通じて、こうした内容を含む今年の米韓合同演習・訓練強化計画を報告した。

このため、今年前半の米韓合同演習(フリーダムシールド、FS)は、防衛・反撃の1・2部に分けていた従来の演習とは異なり、11日間連続で実施することになる。同演習を11日間休まず進める場合、歴代最長記録を立てることになる。

国防省関係者は「従来は5日間程度訓練し、週末に中止した後、その翌週に再び訓練した。だが実際の戦争はそうではない。毎日24時間、作戦を展開することで、実際の戦争状況がどれほど負担になるかを経験できる良い機会になるだろう」と説明した。

国防省はこうした前半期の演習と連携して旅団級の「双龍(サンヨン)合同上陸訓練」を師団級規模に拡大し、20余りの合同訓練を過去の「フォール・イーグル」(FE)レベルで施行するなど連合野外機動訓練(FTX)規模・範囲も増やす計画だと報告した。

(c)news1

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