韓国で今年40歳以上の中高年採用企業の平均賃金水準は月248万ウォン(約25万6149円)だった。
全経連中小企業協力センターが今年採用計画がある5人以上の中小・中堅企業443社を対象に「2023年中小・中堅企業の中高年採用計画および採用認識実態調査」を実施した結果、平均賃金は248万ウォンだった。統計庁が昨年12月に発表した「中高年層行政統計」上の中高年就業者の平均賃金月246万ウォンと同様の数字だ。
企業が希望する中高年採用人材の職級は「職級なし」(40.8%)が最も多かった。職種はサービス職(23.5%)が最も多く、続いて単純労務職(16.1%)、設置・整備・生産職(14.3%)の順だった。
今年、職員採用計画のある企業の69.8%(309社)は中高年人材を採用する計画だと明らかにした。
中高年の採用理由は「蓄積された経験とノウハウ伝授で職員の業務能力向上」(30.4%)の回答率が最も高かった。続いて「業務への忠誠心と高い誠実度で働く雰囲気」(29.3%)、「売り上げ増加・原価節減・生産性向上など経営成果改善」(12.2%)の順だ。
中高年採用時に最も難しい点は「経歴に合う賃金策定」(22.4%)が最も高かった。続いて「志願者不足」(20.5%)、「合格後の離脱者発生(入社放棄・中途退職)」(19.5%)など「人材不足」が多い割合を占めた。
一方、40歳未満の採用計画がある企業の平均賃金は279万ウォンで、中高年採用企業より31万ウォン多かった。
希望職種は経営事務職(20.0%)が最も多く、営業・販売職(18.5%)が続いた。採用希望職級は社員・代理級(57.0%)が最も高かった。
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