北朝鮮で新型コロナウイルス感染の検査を受けた人が4万8000人を越えた。しかし北朝鮮は依然として「感染者はゼロ」と主張している。
世界保健機関(WHO)の12月17日付報告書によると、北朝鮮保健省は今月9日までに計4万8449人の住民を対象に新型コロナの検査を実施したと報告したという。累積検査者数は今月2日では4万7710人だったため、739人増えている。
ただ、北朝鮮は今回の報告書で「今月9日までに計9万6624個の検体を調べたが、すべて『陰性』だった」と申告しているという。北朝鮮当局はWHOに対し、住民を対象にした検査を10日間隔で2回実施していると報告している。
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