ソウル市内のマンションに対する「35階以下」の高さ規制が撤廃されることになった。ソウル市は5日、こうした内容を含んだ「2040ソウル都市基本計画」を発表した。
同計画は、ソウル市が推進する各種計画の指針となるもので、今後20年間、ソウルが目指す都市の未来像が盛り込まれた。
計画には▽水辺中心の空間再編▽基盤施設の立体化▽未来交通インフラ拡充▽カーボンニュートラル安全都市造成――など7つの目標が掲げられている。特に、これまでの硬直的・一律的な都市計画規制から脱皮し、多様な未来の都市の姿を盛り込むことに重点を置いた。その代表例が35階の階数制限の撤廃だ。
ソウル市関係者は「今後、整備事業を進めるマンション群などで、さらに多様な設計案が出てくるだろう。創意的な都市景観が創出されると期待する」と説明している。
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