ソウル大学、成均館(ソンギュングァン)大学など韓国の24の大学で今年、半導体など先端分野の大学院定員が1303人増える。教員数を一定以上確保できれば増員できるという規制緩和の初めての恩恵を受けることになった。
教育省は先月29日、先端分野専門家などで構成された「大学院定員調整審査委員会」審議結果、今年の先端分野大学院定員を24校69学科で計1303人増やすと明らかにした。
分野別では次世代半導体が最も多い621人(47.7%)で、ソフトウェア・通信341人(26.2%)、機械・電子117人(9.0%)、エネルギー・新素材115人(8.8%)、バイオ109人(8.4%)の順だ。修士が907人(69.6%)、博士が396人(30.4%)だ。
ユン・ソンニョル(尹錫悦)大統領が半導体分野の大学定員拡大を注文したのに続き、国政課題である「100万デジタル人材養成」を推進する一環として大学の定員関連規制が緩和された。昨年8月に改正された「大学設立・運営規定」により、教員確保率100%さえ満たせば先端分野の大学院定員を増やすことができるようになった。
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