韓国で現状の医療業務が続く場合、2035年には2万7232人の医師が不足するという見通しが、韓国保健社会研究院の「専門科目別医師人材需給推計研究」報告書で示された。
それによると、2019年を基準にした医師1人当たりの業務量が維持される場合、2035年には全体で約2万5300人が不足するという。神経科などの内科系は1万757人、外科、産婦人科などの外科系は7688人、病理学などの支援系は5916人、一般は1112人が不足する見通しだ。
ただ、予防医学科は174人の超過供給が発生すると推測されている。
性・年齢別加重値を適用した場合、実質供給量が減少し、人材不足はより深刻になる。内科系1万42人、外科系8857人、支援系7450人、一般医1032人などで、計2万7232人の医師が不足することになる。
「推定される需要」を「推定される医師数」でカバーする場合、医師1人当たりで14.7%の業務量を増やす必要がある。
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