2023年を控え、より良い自分になるために新年の目標を立てる人が多い。韓国では、来年の自己啓発トレンドとして「ディギングモメンタム(Digging Momentum)」というものが注目されている。
ソウル大学消費者学科のキム・ナンド教授が書いた「トレンドコリア2023」に言及されたこの「ディギングモメンタム」は、単なる趣味生活を越え、自分の幸せや成長のために金と時間を惜しみなく投資する行為・方法を意味する。
こうした傾向を受け、新たな自己啓発への関心が高まり、運動からダイエット、読書、財テク、語学などのオンラインプラットフォームが広がりをみせている。時空間の制約なく利用が可能で、アクセスが良いうえ、新たなコンテンツも提供されるためだ。
韓国のオンラインレッスンプラットフォーム「クラス101+」は月1万9000ウォン(約1980円)で▽クリエイティブ(趣味)▽マネー▽キャリア▽キッズ――など多様な分野のクラスを自由に、無制限に受講できる。
「クラス101+」は、韓国のスタートアップ「クラス101」がオンラインクラスプラットフォーム業界で初めて公開した購読サービスだ。グローバル化が進むなか、これまで接することができなかった海外の講座を時空間の制約なしに学べるよう利便性が強化された。
新型コロナウイルス以降、健康への関心が高まり、ダイエットを越えて健康増進のために運動に投資する人も増えている。特に、ソーシャルディスタンスに影響を受けないホームトレーニングの需要が根強い。
昨年3月、新韓ライフが発売したヘルスケアプラットフォーム「how fit」はダウンロード数100万件を超えるホームトレーニングサービスを提供している。
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