韓国で昨年、満40~64歳の中・壮年層は年間所得中央値(統計資料を大きさ順に並べた時、中央に位置した値)が115万ウォン(約12万円)増える一方、金融圏の貸出は5倍以上増加したことがわかった。昨年の貸出残高の中央値は5804万ウォン(約601万円)で、前年(5200万ウォン)に比べて11.6%増加した。
統計庁がこのほど発表した「2021中高年層行政統計結果」によると、昨年の中高年層人口は2018万2000人で、前年(2008万6000人)比で9万6000人(0.5%)増加した。これは総人口(5173万8071人)の40.3%を占める。
仕事を通じて稼いだ所得のある中高年層は77.1%(1554万4000人)で、前年比0.7ポイント増えた。平均所得は3890万ウォンと、前年(3692万ウォン)比5.4%増。所得の中央値も2515万ウォンで、前年(2400万ウォン)比で4.8ポイント上昇した。
「1000万~3000万ウォン未満」の所得層が30.9%で最も多く、次に「1000万ウォン未満」(26.0%)の順だ。「3000万~5000万ウォン未満」(17.3%)、「5000万~7000万ウォン未満」(9.8%)が続いた。
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