韓国の新韓・サムスン・KB国民・現代・ロッテ・ウリィ・ハナの専業カード会社7社の11月のリボルビング繰越残高は7兆2105億ウォン(約7468億円)で、前月比1349億ウォン増えた。昨年末に比べて1兆1282億ウォン(18.5%)増加した。与信金融協会の調べでわかった。
リボルビングは、カード代金の一定金額だけを先に支払い、残りは来月に回して決済するサービス。通常、最低10%を払えば、残りの残高決済を繰り越すことができる。繰越残高は利用者が決済を先送りした金額を意味する。
2020年末には5兆3913億ウォンだった繰越残高は、今年に入って7兆ウォンを超え、急速に増えている。
特にリボルビングは金融商品ではなく付加サービスで、総負債元利金返済比率(DSR)規制から外れて規模が大きくなった。一方、DSR規制に含まれたカードローンは先月の残高が前月より5456億ウォン減った。
リボルビングはカード決済負担を一時的に減らせるというメリットはあるが、手数料率が非常に高い。カード会社7社のリボルビング平均手数料率は14.35~18.46%(10月)に達し、カードローン(12.5~15.16%)より高い。事実上、法定最高金利(20%)に達した状態だ。
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