ソウルの飲食店で、サムギョプサル、冷麺、ジャージャー麺など主要外食品目の値段が今年1年間で10%前後上昇したことが韓国消費者院の調べでわかった。デリバリー料理として人気の高いチキンとピザの場合、2万ウォン、3万ウォンレベルで主要製品を販売している。
韓国消費者院によると、ソウル地域のサムギョプサル(韓国産・200グラム)の平均販売価格は11月には1万8954ウォン(約1975円)で、今年1月の1万6983ウォンに比べて11.60%上昇した。前年同月比では7.38%値上がりした。
冷麺1杯の価格は1万500ウォン(約1094円)。今年1月の9808ウォンに比べて7.05%値上がりした。1年前と比べれば7.90%値上がりしている。
ジャージャー麺1杯の価格は6531ウォン(約681円)。今年1月の5769ウォンに比べ13.20%上がった。昨年同月比では16.31%値上がりだ。
外食業界では、こうした価格上昇が来年も続く可能性があると見ている。国際穀物価格の変動性が深刻化し、小麦粉をはじめ食用油、砂糖、醤類など大部分の原材料価格が上昇しており、穀物価格の下落時にも製品価格が引き下げられない可能性があるためだ。
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