韓国LGグループに続き、サムスンとSK、現代自動車も社長団など年末の定期役員人事に乗り出す。12月初めに相次いで発表する予定だ。
今年の定期役員人事のキーワードは「安定の中の革新」だ。グローバル景気低迷の状況を考慮し、急進的な変化よりは主要最高経営者(CEO)を留任させ、危機克服に焦点を合わせるものとみられる。ただし未来成長を主導する部門とESG(環境・社会・支配構造)などでは果敢な抜擢人事がなされる可能性が高い。
4大グループの中で真っ先に人事を断行したLGは、1970年代生まれの役員を大挙抜擢し、LG史上初の女性CEOも起用した。サムスンとSK、現代自動車からも女性CEOが出るか関心が集まっている。
サムスングループは12月初め、社長団と役員人事の可能性が高いという。昨年は12月7日に実施した。SKグループは12月1日前後に取締役会を開き、「2023年役員人事」を発表する。毎年12月中~下旬の人事だった現代自動車グループは、今年は時期をやや繰り上げて発表する予定だ。12月初め~中旬が取りざたされる。
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