韓国消防庁が最近、南部の深刻な日照りによる水不足に備えるため、川の水と海水を使った鎮火訓練などの対策作りに乗り出した。
消防庁は21日、干ばつによる火災被害を減らすため▽非常消防用水確保▽河川・海水を活用した消防車吸水・放水訓練――などの対策をまとめたと発表した。
特に消防庁は自然・人工の水源を活用した消防車両の吸水管と動力消防ポンプによる吸水・放水訓練を実施。島嶼地域の場合、海水を利用した訓練も並行して進める。
同時に消防庁は河川・農業用井戸を含め、民間防衛組織「民防衛」の非常給水施設やプールなど、有事の際に利用が可能な消防用水を確保することにした。
南部のここ半年間の降水量は平年の65.5%レベルだ。韓国政府は来年1月まで干ばつ状況が続くとみている。
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