2024 年 11月 26日 (火)
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サムスン・LG、スマートテレビに入ったNFT…「デジタルアート経験の拡大」

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今や自宅でも気軽に美術作品を鑑賞できる時代になった。デジタルアートやNFTと呼ばれるデジタル作品のことだ。

韓国ネット大手カカオのブロックチェーン技術系列会社「グラウンドエックス」は、今月からサムスン電子スマートテレビに、デジタルアートおよびNFT流通サービス「クリップドロップス(Klip Drops)」を連動する。それによって、美術館で作品を楽しむのと同様に、デジタルアートを日常的に鑑賞することができるようになる。

サムスン電子スマートテレビの利用者は、テレビスマートハブにあるマジックスクリーンタブで、クリップドロップスアプリを実行すると、多くのデジタルアートとNFTの鑑賞が可能になる。作品のアーティスト紹介や作品の解説、推薦NFT作品なども観ることができる。

「クリップドロップス」サービスに対応しているのはサムスン電子スマートテレビは、2022年度以後、韓国で発売されたすべての製品だ。ザ・フレーム、マイクロLED(発光ダイオード)、クリスタルUHD製品など一部モデルではアプリ設置が必要だ。ビームプロジェクターはサービスをサポートしていない。

サムスン電子のスマートテレビでは作品の購入も可能だ。各作品の下段に表記されたQRコードをスマートフォンで認識すれば、クリップドロップスモバイルページに移動し、簡単に作品を購入することができる。購入したデジタルアートとNFT作品はクリップドロップスアプリのマイコレクションでも確認でき、テレビ画面でいつでも鑑賞できる。

LG電子スマートテレビの場合は、利用者がLGコンテンツストアを通じて「ドロップスギャラリー」を設置した後、作品を鑑賞することができる。2019年度以降に発売されたLG電子スマートテレビ(UHD以上モデルおよびスタンバイミー)で全て利用が可能だ。ただし、サムスン電子のスマートテレビとは異なり、スマートテレビを通じた作品購入はできない。

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