自動運転フルスタックソフトウェアスタートアップ「ライドフラックス(RideFlux)」が、自動運転技術の商用化のために済州(チェジュ)で誰でも利用できる自動運転公開サービスを開始する。
ライドフラックスはこのほど、済州海岸道路および中文(チュンムン)観光団地一帯で自動運転公開サービスである「耽羅自動運転車」サービスを開始すると明らかにした。
耽羅自動運転車サービスは国土交通省の自動運転モビリティサービスモデル事業の一環として、済州道民と観光客など一般国民を対象にした無償公開サービスだ。ライドフラックスの自動運転公開サービスは▽済州空港~ソカーステーション自動運転シャトルサービス▽済州空港~中文観光団地自動運転シャトルサービス▽西帰浦(ソグィッポ)革新都市区域型自動運転サービス――に続き4番目だ。
耽羅自動車サービスは、地域住民と観光客がよく訪れる済州空港近隣の龍潭(ヨンダム)・梨湖(イホ)海岸道路(海岸道路循環型サービス)と中文観光団地(中文区域型ラストマイルサービス)で進められる。公共交通機関や従来の自動運転サービスと連携させ、車を自分で運転しなくても、希望する目的地まで移動できるようにした。
龍潭~梨湖海岸道路では自動運転シャトルが▽済州空港▽梨湖テウビーチ▽道頭峰(トドゥボン)▽虹海岸道路▽龍頭岩(ヨンドゥアム)など計16kmのコースを時計回りに走る。時刻表に合わせて運行する一般シャトルバスとは異なり、乗客が予約した時間に合わせて運行し、済州空港出発階乗り場および海岸道路バス停で乗れる。
中文観光団地ではバス停から「ラストマイル」(最大2km)を自動運転で移動するロボタクシーを運行する。中文観光団地サービス区域内のバス停から2キロ以内に出発地を自由に設定し、自動運転車を呼び出すことができる。
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