飲酒運転などで韓国検察に送致された俳優キム・セロンが生活苦に陥り、一時、カフェでアルバイトをしていたと、所属事務所ゴールドメダリストが明らかにした。ただ、キム・セロンには相当な財産があることから、「生活苦」には疑問の声も出ている。
キム・セロンは20歳の時、ソウル市城東区(ソンドング)にある「ソウルの森ザ・スプ」に入居した。このアパートは48坪台で、同じ団地の同様物件が今年6月に23億8000万ウォンで取り引きされている。
また、キム・セロンは5000万ウォン台のボルボXC40から、ベントレーコンバーチブル、ランドローバーディフェンダー110まで多様な高級外車を所有して、誇示してきた。特にベントレーコンバーチブルは出庫価格だけで2億ウォンをはるかに超える。8気筒エンジンを搭載したコンチネンタルGTは、最大3億ウォンの呼び値をつける。
キム・セロンは5月18日午前8時ごろ、ソウル市江南区鶴洞交差点付近で酒に酔ったままSUV車を運転し、変圧器と街路樹に3回以上衝突する事故を起こした。採血調査の結果、血中アルコール濃度は約0.2%で免許取り消しレベルに達していた。
この事故で新沙洞と狎鴎亭一帯は約4時間30分間停電し、周辺の商店が被害を受けた。キム・セロン側は被害商店街約30カ所に示談金・補償金を支払ったという。
支払い額が数十億ウォンでない以上、生活苦を体験した可能性は低いという推測が出ている。
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