2025 年 2月 5日 (水)
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北朝鮮「ICBM推定」長距離ミサイル1発発射、失敗した模様

ソウル駅の待合室で北朝鮮の弾道ミサイル発射関連ニュースをみる市民©news1

北朝鮮が3日午前に発射した大陸間弾道ミサイル(ICBM)と推定される長距離ミサイル1発は、発射に「失敗」したとみられる。

合同参謀本部によると、韓国軍は同日午前7時40分ごろ平壌・順安(スナン)一帯から日本海上に発射された長距離弾道ミサイルと推定される飛行体1発を捕捉したのに続き、午前8時39分ごろ、平安南道(ピョンアンナムド)价川(ケチョン)一帯から日本海上に発射された短距離弾道ミサイル(SRBM)推定の飛行体2発を捕捉した。

このうち、順安から発射したミサイルは、飛行中、「分離」が実施されたものと把握されている。

これに対して軍当局は、同ミサイルがICBMである可能性などを念頭に置き、飛行距離と頂点の高度などの諸元を分析した結果、最終的には発射に失敗したとみている。

日本防衛省は、北朝鮮が同日発射したICBM推定ミサイルの飛行距離は約750キロ、頂点高度は約2000キロと探知・分析した。

北朝鮮は、前日にも、午前と午後にわたって日本海・黄海上に向かってSRBMを含めた各種ミサイルを20発余り発射したうえ、日本海上の南北境界水域に設定された「海上緩衝区域」に向けても100発あまりの砲撃を加えた。

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