2024 年 11月 26日 (火)
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米国・欧州から「K-ビーガン体験しに韓国旅行」

この8月22日、ニューヨークで韓国文化観光・フェスティバルで、定款僧侶の精進料理紹介する姿(韓国観光公社提供)

韓国観光公社が、海外からのビーガン(菜食主義)旅行者の取り込みに力を入れている。このほど、米国、カナダ、英国、ドイツから、ビーガンのツアーを専門に扱う旅行会社関係者や有力インフルエンサーらソウルなどに招き、オーダーメード型のFAM(ファム)ツアーに参加した。

訪韓団は、米国のベジタリアン旅行会社「ワールドヴィーガントラベル(World Vegan Travel)」や「グリーンアーストラベル(Green Earth Travel)」など業界関係者、ベジタリアン料理法で約100万人に達するフォロワーを持つカナダ国籍のインフルエンサーのローズリー(Rose Lee)、英国籍のベジタリアン旅行ブロガー、ジェイコブ・キング(Jacob King)ら計13人だ。

ツアーは今月19日まで7泊8日。仁寺洞や北村韓屋村、慶州(キョンジュ)仏国寺、石窟庵などの主要な観光地のほか、自然豊かな生態観光地を訪問した。

ツアー中には、精進料理をベースにした韓国菜食料理を味わい、仏教文化体験として、恩平区・ジングヮン寺を訪れ、仏教の瞑想も体験した。

また、体や環境に優しいのも大きなポイントだ。韓国式菜食料理、生態にやさしいカフェ、ゼロウエスト・ショップ、裸足で自然を感じられる体験型展示などのほか、「韓国式ウェルネス」とも言える紅参(高麗人参を蒸して乾燥させたもの)を使ったスパも体験した。

ある調査によれば、世界のビーガン食品市場規模は、欧州や米国を中心に毎年9.1%成長しており、2020年時点で、欧州主要国では「プルレクシテリオン(柔軟な菜食主義者)」の割合は約30%に達する。

©news1

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