中国のVR(仮想現実)企業「ピコ(PICO)」が4日、ソウル市中区のホテルでメディア懇談会を開き、次世代VRヘッドセット「ピコ4」の韓国市場での事前販売を始めると明らかにした。
「ピコ4」は先月22日に公開され、既に欧州市場の一部に上陸している。
ピコは、動画投稿アプリ「TikTok(ティックトック)」を運営する中国の北京字節跳動科技(バイトダンス)が買収したVRヘッドセットメーカー。メタ(旧フェイスブック)が先取りした韓国国内VRヘッドセット市場に挑戦状を突きつけた形だ。
「ピコ4」はスナップドラゴンXR2チップセット、超軽量ボディ、パンケーキレンズ、4K+解像度ディスプレイを長所に掲げた。特にケーブルなしでプレイが可能で、自由なVR経験を提供する。
「ピコ4」は128GB、256GBの2つの保存容量で各47万9000ウォン、55万9000ウォンで販売される。
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