海外で先に販売されたカップご飯・焼酎・米菓子など代表的なK-フードが、コンビニを通じて韓国に入ってきている。コンビニ業界は、海外から渡ってきて、差別化されたK-フードで、消費欲求を刺激しようという戦略だ。
イーマート24は先月からグローバル簡便食品(インスタント・レトルトなどの簡単な調理で食べられる食品)「ユタカップご飯」を商品化した「HIPBOPメップスターカップご飯」3種を販売している。
ユタカップご飯は2013年、米ユタ州でフードトラックから発売されたカップご飯だ。ユタ州22店舗、全米42店舗を保有している。活発なグローバル進出を通じて、世界で164の店舗を運営している。
イーマート24のユタカップご飯の輸入は、増加する冷凍簡便食の需要を攻略するために企画された。イーマート24によると、冷凍簡便食の売り上げは前年比67%増加した。最近3カ月間、該当商品の売り上げを見ると、売り上げ上位圏の製品には冷凍即席ご飯・麺など冷凍簡便食が多数含まれている。
プレミアム焼酎が人気を博すなか、韓国のコンビニ「CU」「セブンイレブン」は米ニューヨークで作られた「うさぎ焼酎」を販売中だ。
プレミアムの成長の勢いに乗って披露したウサギ焼酎は、2011年に米国人「ブランドン・ヒル」が韓国伝統醸造所からインスピレーションを受け、ニューヨークの醸造所で製造した伝統焼酎だ。発売後、ニューヨークの高級韓国料理店を中心に披露し、SNSを通じて口コミが広がり始めた。伝統酒に分類されてオンライン・オフライン流通チャンネルで販売され、韓国のコンビニにまで進出した。
これに先立ちCUのプレミアム年度別焼酎売り上げ販売率は▽2020年382.5%▽2021年354%▽2022年(1~8月)92.6%などに成長した。セブンイレブンも前年同期比150%増加した。
韓国のコンビニGS25は韓国の「ハルメニアル」が好きな消費者をターゲットに、ベトナムの米菓子を今年6月から販売している。「ハニークリスピー米菓子」は表面に砂糖が付いた一般米菓子とは異なり、甘い蜂蜜と塩味がするソユ(醤油)シーズニングが調和し、あまじょっぱい味が特徴だ。
コンビニ業界関係者は「グローバル韓国料理商品でコンビニ業界が食べ物商品の競争力向上に熱を上げている。商品競争力はすぐに加盟店の売り上げ増大にも役立つだろう」と話した。
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