Startup Story ~~ 成功のカギ
バビトーク(BABITALK) シン・ホテク代表
「整形をしなくても、きれいになる方法はいろいろあります。私たちはきれいになりたい人のためのアプリであり、必ずしも整形できれいにならなければいけない、というアプリではありません」
韓国の美容医療情報プラットフォーム分野で業界1位を維持している「バビトーク(BABITALK)」のシン・ホテク代表は「整形は、うまくいった時の効果はとても劇的な半面、うまくいかなかった時の効果はかなり致命的で、回復が難しい。諸刃の剣です」と語った。
バビトークは、消費者が整形の正しい意思決定を下せるよう、整形・美容情報を提供するプラットフォームだ。
それまでは、病院に直接行って相談した結果、知ることのできた医師・費用・手術レビューなどの情報に、クリックひとつで簡単に接することができる。
具体的には▽整形手術及び手術関連の質問を、専門医が直接答えてくれる「1分ドクター」▽整形の副作用事例を共有し、より慎重に整形するかどうかを決めるのに役立つ「副作用トーク」――などを運営している。
また▽病院単位で作成・流通していた関連する情報を、医師単位に変えて提供する「医師探し」▽悪質ブローカーの活動パターンを分析し、遮断・制裁する「PASS認証制度」▽録画カメラ付きのオペ室を持つ病院を対象とした「代理手術安心ゾーン」――も共感を得ている。
◇「正しい整形文化」を
「バビトークは正しい整形文化を形成し、整形市場の情報非対称を解消するプラットフォームです。健康な美しさを追求する患者に、より正確な情報を提供するために努力しています」
シン代表はこう強調した。
バビトークには現在、ソウル・江南(カンナム)から釜山(プサン)まで全国1000カ所余りの整形外科と皮膚科、クリニックなどが入店し、累積会員数は500万人に迫っている。
韓国の美容医療アプリの中で最も多い。
ビューティーや整形関連の経験談など現在までに累積54万件以上の口コミ・レビューが集められている。
今年の第1四半期の売上高の場合、61億9000万ウォンを記録し、前年同期比38%成長した。営業利益は10億7000万ウォンだった。シン代表は今年の初めからスタートした「バビトークする」ブランドキャンペーンの運営に成功し、売上高と主要指標に肯定的な影響を及ぼしたと分析した。
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