2024 年 12月 26日 (木)
ホームライフスタイルファッション「迎賓館で横になったハン・ヘジン」…青瓦台での雑誌撮影で賛否

「迎賓館で横になったハン・ヘジン」…青瓦台での雑誌撮影で賛否

迎賓館2階の宴会場で撮影に臨むモデル5人(「Vogue Korea」より)©news1

韓国で74年ぶりに国民に開放された青瓦台がファッション雑誌「Vogue Korea」のグラビア撮影地に変身したことについて、ネットユーザーの意見が分かれている。

「Vogue Korea」は22日、公式ホームページで「青瓦台そしてファッション!」というタイトルの画報を公開した。

画報は32章で構成され、青瓦台本館、迎賓館、常春斎、緑地園などをバックに撮影された。撮影にはモデルのハン・ヘジンをはじめ、キム・ウォンギョン、キム・ソンヒ、オ・ソンファ、イ・エリらが参加した。

今回の画報でモデルたちは道袍(トポ=ガウン状の男性礼服)、チョゴリ、足袋、ノリゲ(女性用の装飾品)など韓服要素をマッチしたり、韓服になぞらえたドレスを着たりして、青瓦台のあちこちでポーズを取った。

モデルのハン・ヘジンが迎賓館の中でポーズを取っている(「Vogue Korea」より)©news1

ハン・ヘジンは本館2階の迎賓館でピンク色の花で覆われたドレスをまとい、椅子に横になるポーズを取って目を引いた。また、接見室で満開のつぼみのように製作された黒いドレスに、成人男子が身につけたカッ(갓)を連想させる帽子を着用してポーズを取ったりもした。

キム・ウォンギョンは花が刺繍された藍色のドレスを着て片足を出したポーズで、青瓦台本館にある「錦繍江山図」を背景に撮影した。

ドレスに 道袍を羽織り、アクセサリーなどをマッチしたモデル5人は、華やかなシャンデリアが取り付けられた迎賓館2階の宴会場で団体撮影にも臨んだ。

今回の画報は文化財庁が「文化遺産訪問キャンペーン」の一つとして「Vogue Korea」とコラボしたものだ。文化財庁の関係者は「韓国の文化遺産に対する関心を訪問につなげるため」と明らかにした。

モデルのキム・ウォンギョンが青瓦台本館「錦繍江山図」を背景にポーズを取っている(「Vogue Korea」より)

ネットユーザーは賛否両論の反応を示した。

今回の画報を肯定的に評価した人々は「新鮮で格好良い」「青瓦台が本当に素敵だ」「韓服風の衣装と本当によく似合う」「エジプトのピラミッドやフランスのベルサイユ宮殿でも画報を撮る」などの反応を示した。

ただ、非難の声も強かった。「青瓦台は何のセットなのか。このままでは青瓦台でドラマも撮りかねない」「国格が落ちた。残念だ」「開放したとしても、これは度を超えている。歴史を秘めている空間なのに、こんなに戯画化してもいいのか」などと記された。

青瓦台は初代のイ・スンマン(李承晩)大統領から始まり、歴代12人が使用した場所で、ユン・ソンニョル(尹錫悦)氏の就任により、5月10日に国民に開放された。今月16日までに約155万人が訪問した。

©news1

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