2024 年 12月 24日 (火)
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ネイバーが目をつけたスタートアップ…「ヘルスケアと没入型技術で相乗効果」

スタートアップの代表ら©news1

韓国ネット大手ネイバーのスタートアップ企業養成組織「ネイバーD2SF」が、ヘルスケアスタートアップと没入型(immersive)技術スタートアップのそれぞれ2社に投資し、これらの技術力を披露する場を持った。

ネイバーが今回新規に投資したスタートアップは、ヘルスケアが「Gazilab」と「Predictive」。両社ともに個人オーダーメード型ヘルスケア技術を持っている。ネイバーは直ちにヘルスケアスタートアップとの相乗効果を追求するより、5年後や10年後の長期のパートナーシップを期待して投資したと明らかにした。

Gazilabは個人オーダーメード型ウェルネスプラットフォームを準備している。アンケート調査で個人の健康状態を把握し、栄養・運動・睡眠・休息などウェルネス全般にわたって最適なソリューションとコミュニティを発表する計画だ。

Gazilabはネイバーのコマース領域と相乗効果を図る。パーソナライズされた健康データに基づき、オーダーメード型健康商品につなげようという計画だ。

Predictiveはデジタルツイン時代に備えて、遺伝子分析情報を利用したシミュレーションソリューションを開発した。爪から自分の遺伝子情報をデータ化し、これによって病気の原因を仮想環境で確認する方法だ。個人の遺伝子に適切な医薬品もマッチングさせて処方することが可能だ。

没入型は「z-emotion」と「Gaudio Lab」。両社はネイバーとの直接的な相乗効果を図り、メタバース産業で協業する可能性を模索する。

©news1

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