韓国・仁川(インチョン)国際空港が今年5000億ウォンを超える赤字を計上する見通しだ。新型コロナウイルス感染の直撃を受け、2020年から3年連続赤字を計上するものと予想される。
仁川空港公社によると、公社は年初に、仁川空港の今年の財務展望予測で当期純損失を5025億ウォンと予想した。2020年1月に国内初の新型コロナ感染者が発生したため、公社はこの年に4268億ウォン、翌年には7549億ウォンの赤字を計上したという経緯がある。
これに伴い、公社は、昨年末に実施した今年の財務展望予測で、今年から新型コロナが多少緩和すると予想、国際空港協会(ACI)の航空需要予測値を根拠に、空港の利用客数を4500万人と推算した。
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