韓国で早ければ来月から、事前許可なしに4大宮殿で小規模な結婚写真の撮影が可能となる。
文化財庁宮陵遺跡本部は今月初旬、「宮陵観覧などに関する規定」一部改正案を提示し、景福宮(キョンボックン)▽昌徳宮 (チャンドックン) ▽徳寿宮(トクスグン)▽昌慶宮(チャンギョングン)――の4大宮殿で、撮影許可に関する区分をなくす。早ければ来月から改正案を施行するという。
これまでは、観覧客が特定の衣装や小物を使って記念撮影をする場合、事前に申込書を出して許可を受ける必要があった。結婚写真の撮影も事前の許可が必要で、それも徳寿宮と昌慶宮でのみ可能だった。文化財庁によると、この撮影許可を規定した条項から「結婚写真に対する但し書き」が削除される。
動画撮影の場合、商業用目的や用途により「撮影日3日前まで」「撮影日5日前まで」などに基準が分かれたが、今後は「撮影日60日前から5日前まで」に変更される。
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