韓国でゲーム設置ファイルを偽装して暗号通貨(仮想通貨)マイナー(採掘)に使う悪性コードを広めるケースが捉えられ、利用者に注意が呼びかけられている。
セキュリティ・ソリューション「アンラボ(AhnLab)」によると、最近、暗号通貨モネロを発掘する悪性コードがゲームファイルを装って流布されているという。
この悪性コードはコンピューターに感染し、ユーザーの知らないうちにモネロを採掘する。モネロはオンライン資金追跡が難しく「ダークコイン」に分類され、ハッカー組織が好むとされる。
アンラボのセキュリティ対応センター関係者は「悪性コードが流布された経路を確認した結果、特定のウェブハード(ウエッブ上のストレージサービス)でゲーム設置ファイルに偽装されていた」と指摘している。
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