韓国のパク・スネ(朴順愛)社会副首相兼教育相が8日午後、緊急記者会見を開き、辞意を表明した。先月5日の就任から34日で教育トップの座から退くことになった。ユン・ソンニョル(尹錫悦)政権で初の閣僚辞任。
パク氏は小学校入学年齢を満5歳に下げる学制改編案を発表、2025年から導入すると明らかにし、反発が広がっていた。教育省は9日に予定されていた国会教育委員会業務報告から、「満5歳小学校入学」に関連する内容を削除した。
また、外国語高等学校の廃止も話題になった。ムン・ジェイン(文在寅)前政権は自律型私立高校と外国語高校、国際高校などを2025年から一般高校に転換することにしたが、ユン政権がこれを覆した。だが外国語高校については廃止手順を踏むことを決め、波紋が広がっていた。
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