韓国で最近、MZ世代を狙った異色のコラボが増えている。体験を重要視し、SNS認証を楽しむ「ファンシューマー(Fun+Consumer)」が増え、新規の顧客を確保するためのブランド間のコラボが真っ盛りだ。
コラボマーケティングでは、消費者に差別化された楽しさを提供してブランドの話題性を高める。消費の主軸として浮上しているMZ世代の購買意欲も刺激する。
異色のコラボは食品・流通業界だけに限定されない。音響・楽器企業も、衣類ブランドと提携して特別パッケージを発売し、複合文化空間に体験ゾーンを作るなどMZ世代の攻略に乗り出している。
ヤマハミュージックコリアは先月、ライフスタイルブランド「アンコーテッド247(uncoated247)」とコラボしたワイヤレスイヤホンTW-E5Bパッケージを販売した。「Make Waves」ブランドロゴグラフィックをあしらったTシャツ贈呈イベントも開催した。TW-E5Bは、澄んだ高音域帯と立体感のある低音域帯が生き生きとしたサウンドを送り出す。
段階的な日常の回復後、体験型コンテンツを提供する複合文化空間とポップアップストアも注目されている。
ヤマハはソウル市西大門区(ソデムング)延喜洞(ヨンヒドン)の複合文化空間「ヨンナムジャン」で8月末まで開かれるクラシックYouTuber「トモ」の「ピアノの森」展示に参加し、7台のピアノを支援した。
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