韓国大統領府だった「青瓦台」を訪れた10人のうち9人は、観覧に満足していることがわかった。観覧客の大半は大統領の執務空間に対する好奇心で青瓦台を訪れ、現在の青瓦台の姿がそのまま保存されることを望んだ。
文化財庁青瓦台国民開放推進団は13日、先月22~26日、満15歳以上の観覧客1000人を対象に実施した満足度調査の結果を公開した。「非常に満足」「だいたい満足」「やや満足」を合わせた数値は89.1%となった。「普通だった」8.0%、「不満だ」2.9%だった。
青瓦台を見て回った時、最も満足できる点としては「青瓦台境内散策および造園観覧」(61.8%)、「本館と迎賓館など室内観覧」(28.3%)などを挙げた。
他の人に推薦する意向があるかという質問には87.5%が「そうだ」と答えた。
青瓦台を観覧することになった主な契機は「大統領の執務空間に対する好奇心」が36.9%で最も高かった。これに「一般に初めて公開する観覧空間なので」(29.0%)や「景福宮と連携した歴史性に対する関心があるから」(11.8%)という回答が続いた。
青瓦台の管理・運営においては「保存」を優先すべきだという意見が多かった。観覧客の64.3%は優先順位に「青瓦台建物、自然緑地、樹木などの毀損防止および保存」を挙げた。「青瓦台の歴史性と象徴性を表せる活用プログラム運営」は23.8%だった。
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