韓国で今年の夏休みシーズンには、これまで抑えられてきた海外旅行の需要が爆発するものと見られる。7~8月出発の海外航空券の予約は前年に比べて約20倍も増えた。
韓国ネットショッピングモール「インターパーク」が海外航空予約データを分析し、11日に「2022夏休みトレンド」を発表した。それによると、6月時点での海外航空券の予約は、7~8月出発分で前年に比べ1908%、前月比では36%増加した。
主要路線別に見れば、東南アジアとオセアニアは前月比でそれぞれ91%、64%増え、際立った上昇傾向を見せた。
特にタイ、ベトナムなど東南アジアは全体の62.9%で圧倒的な割合だった。北米・南米、欧州などの長距離路線と、モルディブ、ハワイなど代表的な新婚旅行先は、座席不足と国際原油価格の急騰で航空券の価格が上昇し、人気がやや停滞したものと見られる。
この夏、人気の海外旅行先はバンコク、グアム、ダナン、ホーチミン、ハノイの順で人気が高かった。東南アジアの都市は、人気渡航先の上位15位圏内で11カ所を占めた。
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